信濃路フリー切符の旅 (part4)



 南小谷駅の駅舎は、こじんまりとした感じでした。

駅前には、民家と土産物屋が一軒ある程度でした。
 まず、近くにある資料館へ向かったのですが、入ることが出来ず、断念・・・。
そのため、駅へ戻ることに・・・
 南小谷駅のまん前には、姫川と言う川が流れており、しばらくはこの川を眺めて時間を潰しました。
 橋の下を見てみると、面白い形をしたつくりになっているので、びっくり。

これは、なぜこのような形にしたのか、分からないです。
姫川は、急流なので、このような形にしたのでしょうか。
 まだ、列車の発車時間まで時間がありますので、駅をウロウロと・・・。

南小谷駅は、駅の端にスロープがありました。
とりあえず、バリアフリーには、なってます。
 待合室の一角は、このように畳しきのところがありました。
 そして、駅弁コーナーもあるのですが、ここにあるのは、「ますのすし」と「ぶりのすし」。
富山名産の駅弁が、ここまで販売されています。
 改札が始まりましたので、早速、ホームに入ります。
 次に乗車するのは、先ほどと同じ車両で、13時20分発の特急「あずさ24号」新宿行きです。
 帰りも特急に乗って帰ると言う考えです。
フリー区間内の特急をしっかり乗ろうと言う魂胆ですね。
 早速、乗り込みます。

乗降口はこのような感じで、扉の赤色が強烈な印象を残します。 JR九州の特急もこのような扉の色でしたね。
 客室内へと入ります。

今度は、正面からの画像。
このように座席の色がカラフルです。
 座席もリクライニングシートで、座面がスライドする機構もあり、東海地区の特急とは、違った感じの座り心地です。
 そして、この「あずさ」の特徴として、こちらのフリースペースがあります。
 本当に狭いのですが、気分転換には良い場所です。
 しかし、座ってみると、窓が通常の座席と同じ高さのため、ここだけは、特別な窓と言うわけには、いかなかったのでしょうか。
 そして、こちらがグリーン車です。

やはり、特別な車内であるのですが・・・
 2−2列シートで、いまいちピンとこないですね。
こちらも、やはり「しなの」と同様に、普通車で十分と言う感じでした。
 松本から来た、E127系の普通列車が到着しました。
降りる乗客は、わずかしかいませんでした。
 しばらくすると、糸魚川方から、JR西日本の列車が到着しました。

この列車からの乗り換え客を迎えて、発車時刻となります。
 ヤナバスキー場前駅に近づくと、今度は、青木湖という湖の近くを走行します。

このあたりは、先ほどの木崎湖、中網湖、青木湖という3つの湖が車窓風景を飾ってくれます。
 湖を過ぎると、今度は、アルプスの山々が見えてきます。
 14時38分、約1時間20分ほどで、松本駅に到着しました。

「あずさ」は、ココでしばらく停車してから、新宿に向けて発車していきました。
 松本からは、別料金を払って、松本電鉄に乗ることにします。

大糸線の普通列車用ホームと同じホームから発車しておりました。

松本駅は、すべてエレベーターが完備されてるので、バリアフリー面では、大丈夫です。
 第二弾のプラスアルファの旅です。

松本電鉄の車両です。 車内は、発車間近のため、かなり混雑していました。
 この松本電鉄は、自転車も乗り込めるようになっており、入口もありました。
 そして、こちらが運転台です。
車両から見て、ワンハンドルタイプだったのには、驚きました。
 車内は、オールロングシートで、2両編成の車両でした。
 定刻どおりに発車しました。

単線で平坦な路線を最高速50キロで走行します。
 そして、途中の駅では列車の行き違いを・・・。
 終点に近づくと高度を上げていき、山が迫ってきました。
 約30分で、終点の新島々(しんしましま)駅に到着しました。

ここは、上高地へ向かうバスの乗換駅です。

数人の登山客が、バスに乗り換えていきました。
 ココから先も、線路が続いていました。

以前はこの先に、島々駅というのがありましたが、災害にあって、この区間は廃線となりました。
 折り返しの列車で、再び松本駅に戻ってきました。

ちょうど通学の帰宅時間帯の列車で、車内は、次第に混雑してきました。
 しばらくすると、新宿からやってきた「あずさ」が到着しました。
 まだたっぷりと時間があるため、駅のホームの立ち食いそばで、腹ごしらえをして、松本を観光することにしました。


 松本では、タクシーを使うことにしました。
信州エンジョイチケットのタクシー券をフルに活用するためです。

最初に、向かった先は、開智学校です。 明治6年に建てられた学校です。
 これが当時の学校です。
綺麗になっており、中は資料館になっていました。
 次に向かったのは、松本城です。
 お堀にかかる赤い橋が印象的でした。




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